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バルテロッサの経済について(推論)

  • 執筆者の写真: Lorina Martin
    Lorina Martin
  • 2016年11月15日
  • 読了時間: 3分

個人的に最も好きな街がバルテロッサなのですが、

説明には砂海方面の玄関口で経済の要衝とあります。

バルテロッサは公領なので、セラパレス、ナーガプール同等で、いわば大都会ですね。

しかしながら、領土は広いでしょうがほぼ砂漠ですのでこう、作物をやるにも、産業をやるにも適していません。

砂漠ただ中の街には必ずオアシスがあり、オアシス都市と呼称されます。

基本的にオアシス都市が栄えるためには、経済的に行き来のある大国間に砂漠広がっており、その間にありオアシスの都市であることが必要と考えます。

シルクロードなどは、中国とヨーロッパを結んだものですが、中国の西側なんかほぼ砂漠なので中継地としてオアシスのある街が栄えたのでした。

さて、バルテロッサはどうでしょうか。

ロイオティアとは交易が盛んなものの、ロイオティア、バアルークがあるぐらいです。

正直なところ、地の利としてはさほどではなく、あそこまで栄えるようには思えません。

よっぽどロイオティアの鉱石のみで世界の鋼が作られているのであれば別ですが、色んなところで色々採掘できてしまいますから、少し難しいですかね。

仮に、主なアクチュエータがレムナントである世の中において、高速で採掘が行えるようなものがあまりなく、

エメス・タグのみが安全な場所を自動で掘り進むみたいな話なら考えられないこともないですが、

ヌモール廃坑やらチリーモルグやらアクアラムなんかのことを考えると「採掘みたいな作業は割と普及してる」ので、この可能性はやはり消えますね。

それに、原則中継地として栄える場合は終点よりは規模が小さくなるはずです。

また現実世界に戻ってヒントを求めてみると、交易面での地の利がさほどないはずなのに栄えている場所があることがわかります。そこには何があるのでしょうか。

  1. 砂漠、金持ちといえば石油です

  2. 宗教都市です

  3. 新大陸開拓の拠点です


1は、アブダビなんかを想定してますが、あの世界では動力としての石油を必要とはしませんし、

ロイオティアや砂海に油田的な何かがある訳でもなさそうです。産業革命も起こってないんで。

しかし、もしかすると、暖房など用として火のエネルギーを持つ石(ホットストーンとしておこう)が存在すれば需要があるかもしれませんが...

ちょっとバルテロッサを大都会にするには不十分に思えます。

2は、メッカなのですが、巡礼者が多いことに加えて中心にあるカアバ(聖石)の周囲では争ってはいけないため、

商人たちの商談には非常に都合がよく、そのためにメッカは物品の一大集積地となりましたが...

バルテロッサには、そのような宗教施設はありませんし、めちゃくちゃ争ってます。

3は、エジプトのカイロですね。

元々、ローマ人やらヨーロッパ人が南アフリカを攻略するのに拠点として築いたのが、カイロの街です。

過去、人類はバアルーク方面から来たかもしれませんが、長い時間により文明は北から発生して、グレウス王国ができたりしましたけど、戦争で滅んで南の砂海地域は再び未開になり、その開拓と攻略のために築かれ、発展した街なのかもしれません。人類がアフリカから発生した説とも重なります。

ちなみに、古代の女王と現代の女王というモチーフから、バルテロッサのモチーフはカイロまたはエジプト圏の街ではないかとは疑っています。

(最後に、砂漠には金持ちが住んでると相場が決まってると上記1、2あたりのイメージをごっちゃにして位置関係はあまり考えずに大都会配置した説...いや、なんでもありません)


 
 
 

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