あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
- Lorina Martin
- 2016年11月11日
- 読了時間: 2分
あの花。

近所の花、多分ミヤコワスレ。

先週ぐらいにコスモスを見に行ってからずっと考えていたことなのですが、
「イリーナの好きな」あの花...一体なんなのでしょうか。
自分の中ではきっとキク科のディモルフォセカだと考えていたのですが、再度葉っぱを見比べてみると、
ディモルフォセカの花は似ていても、葉っぱはわっさりした感じで全然違います。
では、一体何なのだろうか、キク科の花にはちょっと詳しいからすぐわかるだろう、と軽率に探してみようと考えました。
ここで、同定の条件として注目するのは
・花の形
・葉っぱの形
・葉っぱのつきかた
です。
花の形はキク科によくある形です。
葉っぱの形は、コスモスやキクみたいな七支刀ぽい形じゃなくて、笹型で丸に近い形です。
最後に、葉っぱのつきかたは、ロゼット状で、花の茎には葉っぱはつきません。
これで、しばらく検索してみましたが...(キク科植物多すぎるし結構しんどいなとおもった)
みた中で、一番この条件に近いのはミヤコワスレでした。
ただし、ミヤコワスレは花の茎に葉っぱがついています。
というか、キク科の花は花の茎にだいたい葉っぱがついています。
そこで、茎について調べてみたところ、茎に葉っぱがつかない花は存在するけれど、それはユリ科などでキク科にはなさそう、ということが判明しました。
...悲しいことですが、あの花は実在する植物ではなく、ファンタジーフラワーって可能性が高いですね。
もしも、この記事を読んでいて、あの花を現実世界で見かけられた方がいましたら、ご一報下さい。
キク科つながりの余談ですが、ハードロックのアーツの「デイジーチェイン」はヒナギクの花輪が語源だそうです。
日本人はシロツメクサでやってることですが、欧米だとヒナギクでやるものだということなんですね、こんな言葉があるくらいですから。
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